出演者プロフィール
新日本ギターアンサンブル
1989年4月「ギターと音楽をする心、心の音を大切に」を合言葉に小林徹を常任指揮者に迎え発足。
1989年、93年、03年にJGAギター音楽祭に出演。1990年には洪再添氏の協力により台湾公演を2か所で開催し、テレビ出演を果たす。2002年には銀座・王子ホールにて初リサイタルを行う。2011年にP.シュタイドル氏、2012年にJ.L.サモラ氏の来日公演にて協奏曲を共演。
その他にも「ギター協奏曲の夕べ」「ギタープロムナードコンサート」、小学校の音楽鑑賞教室等、幅広く活動を行い、ギター界のみならず広く一般の音楽ファンの支持を得ている。
「ギタークリスマスコンサート」は設立当初から毎年12月に行われ、1991年に福田進一氏、2003年にはP.シュタイドル氏、2005年には稲垣稔氏、2007年にはいちむじん、2010年には松田弦氏など国内外の一流ギタリストをゲストに迎え、共演し大きな話題となる。
メンバーの使用する各種音域ギターは、日本を代表する名工、黒澤澄雄氏、茶位幸信氏の手により演奏者一人ひとりの個性に合わせて製作されたオリジナル楽器であり、それを手にしたメンバー渾身の演奏によって生み出される豊かな響きは世界的にも他に類をみない。
また、その活動は比類ない高度な音楽性を活かし、オリジナル曲の委嘱や斬新なアレンジでギターアンサンブルの新しいレパートリーを開拓し、日々新たな可能性を追求している。
小林 徹
東京生まれ。1982年日本ギター音楽学校を首席卒業。演奏法を新堀寛己、指揮を菊地俊一、音楽理論及び指導法を高久慶三郎、各氏に学ぶ。日本教育ギター連盟主催、第10回全日本ギターコンクール重奏部門優勝。
新日本ギターアンサンブル/SNGE常任指揮者、JAEM・日本音楽教育協会代表、JGAギター音楽祭プロデューサー、洗足音楽大学ギター科非常勤講師、神奈川県立多摩高等学校ギターアンサンブル部、埼玉県立川越高等学校古典ギター部講師、淑徳巣鴨中学高等学校ギター部講師、上智大学、専修大学、首都大学東京など指導する学校、学生数は日本一。
海外では2010年よりシンガポールで毎年マスタークラスを行い、20校を指導中。2015年からは公募の大学生メンバーによるジャパンユースギターアンサンブル/JYGEを結成、指導しタイをはじめアジア各地で演奏を行う。2018年には自身初となるCD『Amazing Grace』を現代ギター社からリリース。また月刊「現代ギター」などで度々、ギター合奏に関する連載を行うなど活動は多岐に亘り、国内外問わず、ギター合奏、独奏の研究と普及に取り組んでいる